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世界一笑えるブログ

広島出身。早稲田大学在学。世界一のブロガー、起業、マンガ家めざしてます。このブログのことを「世界一ブログ」と名付け、毎日笑えるブログを書いていきます。

漫画やアニメの実写化について原作者の立場から考えてみた

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先日(8/4)実写版銀魂の第2弾キャスト発表がありましたね!

 

銀さんこと坂田銀時役の小栗旬に加え

 

志村新八役:菅田将暉
神楽役:橋本環奈
志村妙役:長澤まさみ
桂小太郎役:岡田将生
平賀源外役:ムロツヨシ
土方十四郎役:柳楽優弥
沖田総悟役:吉沢亮
近藤勲役:中村勘九郎

 

という配役が新たに発表されました。

 

公式ホームページではまだ詳しい情報は発表されていませんが、随時チェックしていく必要がありそうです!

 

そこで、今回は漫画・アニメの実写化についてそれらの読者や視聴者の意見と漫画の原作者の意見を考察していきたいと思います。

 

よく、漫画やアニメが実写化される時

 

「実写化しないでほしかった」

「実写化できる訳がない」

「実写版は絶対見ない」

 

という意見を多く聞きます。

 

今回はこういった意見に対して、1人の漫画・アニメ大好き人間であり漫画家のタマゴでもある僕の見解を述べます。

 

結論から言うと

 

漫画の読者・アニメの視聴者と漫画やアニメの原作者のお互いが

 

わがまま

 

なんですよね。

 

なぜ、読者や視聴者のみならず、原作者までもがわがままなのか。

その理由を説明するため、この記事では、普段は取り上げられにくい漫画やアニメの原作者の意見に注目しながら書いていきます。

 

まず、漫画の読者・アニメの視聴者の実写化に対する否定的な意見。

 

具体的に彼らの好きな漫画・アニメが実写化する際に気に入らない点を挙げます。

  1. 世界観が崩れる
  2. 漫画やアニメは見ておらず、実写版から見始めた人に誤解されたくない
  3. 「2.」のような人がたくさん生まれることと彼らの原作に対する間違った認識を広められてしまう
  4. 世間に広く周知されてしまうという、漫画やアニメを初期から見ている人達の単純な嫉妬(特に漫画読者に多い)

 

一通り挙げるとこのような理由です。

 

「1.」の世界観が崩れるというのは、漫画・アニメでの表現(戦闘シーン等)は、いくら現代のCGの技術が発展しようと、完璧に細部まで表現するのは無理だということです。

 

「2.」の漫画やアニメは見ておらず、実写版から見始めた人に誤解されたくないというのは、いくら実写版のキャストの配役やセリフ・表現が原作に寄せていたとしても、キャラクターの個性や漫画・アニメならではの表現からは、多少または大きくズレてしまい、原作に対して間違った認識を持たれてしまうということです。

 

「3.」の「2.」のような人がたくさん生まれることと彼らの原作に対する間違った認識を広められてしまうというのは、ミーハーの出現と彼らの感想をSNSや口コミで発信されてしまうことに対する嫌悪感ということです。

 

「4.」の世間に広く周知されてしまうという、漫画やアニメを初期から見ている人達の単純な嫉妬(特に漫画読者に多い)というのは、自分だけ、あるいはごく一部の人達しか知らなかった漫画やアニメの存在が世間に知られてしまうことで、独占欲が満たされなくなってしまうということです。デビューしたてのアイドルを応援するファンの心境によく似ています。

 

では、次に漫画・アニメの原作者の実写化に対する肯定的な意見。

 

彼らに実写化の話が舞い込んで、実写化に踏み切る理由を挙げます。

  1. 自分が生み出した作品がより広く世間に知れ渡ることの喜び
  2. 自分が生み出した作品が漫画やアニメに加えて、ドラマや映画という新たな形の作品で誕生することに対する喜び
  3. 自分が生み出した作品が豪華俳優・女優陣や著名な監督によって、映像化されることに対する喜び
  4. 自分が生み出した作品が、カメラマン、照明、スタイリストなどの多くの人達の手にかかり、制作されることに対する喜び
  5. 連載期間中、長く苦楽を共にしてきた自分の作品が認められたことに対する喜び

 

こちらも一通り挙げるとこのような理由です。

 

「1.」の自分が生み出した作品がより広く世間に知れ渡ることの喜びというのは、漫画の読者層やアニメの視聴者層以外にも、ドラマや映画の視聴者層を獲得し、より広く世間に知ってもらえることの喜びというです。

 

「2.」の自分が生み出した作品がドラマや映画という新たな形の作品で誕生することに対する喜びというのは、自分が生み出した作品が漫画やアニメに加えて、ドラマや映画という新たな形の作品で誕生することに対する喜びということです。

 

「3.」の自分が生み出した作品が豪華俳優・女優陣や著名な監督によって、映像化されることに対する喜びというのは、テレビや雑誌で見た有名な役者や監督に、仕事として携わっていただけることに対する喜びということです。

 

「4.」自分が生み出した作品が、カメラマン、照明、スタイリストなどの多くの人達の手にかかり、制作されることに対する喜びというのは、カメラマン、照明、スタイリストなどの多くの人達が自分の作品のために懸命に制作に携わっていただけるということに対する喜びということです。

 

「5.」漫画を描くということは、とても大変なことです。作者によって工程は様々ですが、プロット作りからトーン貼りまで締め切りまでに仕上げなければいけません。また、担当編集者と何度もぶつかりながら、それでいて読者に満足してもらえるような漫画を描かなければいけません。長く苦楽を共にしてきた自分の作品が認められたことに対する喜びというのは、連載期間中、そういった困難を共に乗り越えてきた自分の作品が実写化に値し、世間に受容される見込みがあると認められたということです。

 

「6.」正直な話、実写化されるということは、それなりに報酬も弾み、原作者のもとに入るお金は莫大であると思います。それだけが、実写化に踏み切る理由ではないと思いますが・・・。

 

ここまで、漫画の読者・アニメの視聴者の実写化に対する否定的な意見と漫画やアニメの原作者の実写化に対する肯定的な意見を挙げました。

 

そして漫画の読者・アニメの視聴者と漫画やアニメの原作者の双方の言い分があることが分かりました。

 

お互いの欲が交錯して

 

漫画の読者・アニメの視聴者は快く実写化を応援できない。

 

漫画やアニメの原作者は是非とも実写化したい。

 

矛盾こそしていますが、お互いが作品を愛しているからこそ生まれた状況だと思います。

 

また、この状況を生む原因の一つに漫画家の性質が関係します。

 

漫画家は冒険家です。彼らの中には成功する者もいるし、失敗する者もいます。彼らは様々なリスクを背負って生きています。そんな冒険家達が実写化の話をみすみす手放すとは思えないのです。

 

もちろん、漫画の読者・アニメの視聴者を裏切らないためにリスクを冒さず、実写化しない漫画の原作者もいると思います。

 

また、必ずしも全ての漫画の読者・アニメの視聴者が実写化について否定的ではありません。実写化された作品が公開されるのを待ちわびている方達も大勢います。

 

まとめ 

漫画家は大変な職業です。先ほど、成功する者もいると言いましたが、身体的にも精神的にも、漫画家が冒すリスクに対して、それに見合った報酬は得られていないと言われています。

 

そういった漫画家の支えになっているのが漫画を読んでくれる読者であることは言うまでもありません。

 

読者がいてくれるから漫画家がいる。

 

だから、漫画家は読者のことを1番に考える必要があります。

 

また、読者は本当に面白い漫画を見つけ、今後もその漫画を読みたいのであれば、毎週漫画雑誌を買ったり、単行本を買ったりして漫画家を応援する必要があります。

 

そうすると

 

その応援活動の一環として実写化された作品を見るということも必要になってくると思います。

 

実写化する方が正しいのか

実写化しない方が正しいのか

 

どちらが正しいのかは言及しかねますが

 

漫画の読者・アニメの視聴者と漫画やアニメの原作者はお互いの意見を聞き

お互いが歩み寄ることが大切だと思います。