トイレでマックシェイクを飲みながら『大』を済ませた話
本日、一眼レフと靴を買いに新宿へ行ってきました。
まず、GUで1時間くらい靴を見た後、結局買わずに次なる目的である一眼レフを買いにヨドバシカメラに行きました。
そこで、店員さんにおすすめの一眼レフを聞き「もうちょっと考えてみますね!」とあまりのお値段にとりあえず一度店を出ました。
鈍った金銭感覚のクールダウンのため、冷たいものが飲みたいと思いました。また、昼食でラーメンを食べた後何も飲んでいなかったのもあって、喉がカラカラでした。
そして、あたりに自販機が無いか探していると、自販機ではないものの我々庶民の味方マクドナルドがありました。
「マックあんじゃん!マックシェイクでも飲もっと。」
僕は「マック」派ですが、関西人の友人は本当に「マクド」と言っていました。
おもむろに店内に入りレジの前にできた列の最後尾に並びました。
「マックシェイクSサイズのバニラください」
マックシェイク、バニラ味のSサイズくださいの方が正しいのかな~ととりとめのないことを思いながら渡されたマックシェイクSサイズのバニラとコースターを手に持ち、まわりの席が空いてないか探して歩いたのですが、気に入った席が見つからなかったので、上の階に行きました。
すると、上の階は比較的空いており、気に入ったテーブルの角の席に着きました。
その頃、僕の喉は砂漠状態でした。
それまで何も思わなかったのですが、マックシェイクと一緒に付いてきたコースターが他のマクドナルドでは付いてこないので珍しいな~とか思いながらも、容赦なくマックシェイクの下に敷き、いざ飲もうとしたその時
「くぎゅ~~~~」
「やつ」が来ました。しかも、これは液状の「やつ」だ。
思い返せば僕が小学生の時、授業中、「やつ」だけは来てほしくなかった。
そいつが来たらもれなく同級生から「お前大便行ったんだろ~!」とバカにされる。
だから、「やつ」だけは、、「腹痛」だけは!!
それに早くしないとマックシェイクも溶けてしまう!
慌ててマックシェイクと荷物を手に持ち、足早にトイレの方へと駆け込みました。
「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい」
しかし、この世で最も起きてほしくないことが起こりました。
僕の普段の行いが悪かったといったらそれまででしょう。
『大』の方の扉が閉まっていました。
しかし!僕には落ち込んでいる暇なんて1秒もありません。
今入っている人が出て来るまで待つか?いや、下の階だ!
先程のレジや厨房のある階へとダッシュで駆け下りました。
トイレは?トイレは?
鬼気迫っていました。しかし、そこでもその日2番目に起こってはいけないことが起きました。
そもそもその階にはトイレがありませんでした。
ですがぁ!先ほども述べたように僕には落ち込んでいる暇なんてただの0.1秒もないのです!
早くこの諸悪の根源を処理しなければ!!
急いで上の階への階段を駆け上がりました。
頼む!神様!これから毎日イイコト10個するから!『大』の扉を開けてください!
藁にもすがる思いでトイレに駆け込んだその時
『大』への扉は開かれていました。
神様。ありがとう。
『大』の扉を内側から閉め、荷物を置いた後、便器に腰を下ろしました。
しかし、忘れてはならないのは僕がマックシェイクを手に持っているということ。
本当なら『大』にだけ専念したいところですが、このまま放って置くとこの手のマックシェイクが溶けてただのバニラ味のジュースになってしまう。そんなの自販機で売ってあるミルクセーキと同じじゃねーか。
いいや。そんなのは嫌だ。俺はシェイクを買ったんだ。あくまでアイスとジュースの間の感覚を味わいたいんだ!
という無駄なプライドのせいで、お腹を下しているのに冷たい飲み物を飲みながらトイレで『大』を済ませたという話でした。