いじめで僕は成長できた。

いじめがあったから今の僕があるんだ。

いじめで僕は成長できた。とは何なのか

親愛なる読者へ

 

今こうして、このブログで自分の意思を表明できていること、

そして、みんなに読んでもらっていることをとても光栄に思う。

 

すまない。

 

昨日から5本も映画を見てしまったせいで、文体が欧米風になっている。

 

ちなみに見たのは

500日のサマー、イエスマンフォレストガンプI am sam、アバウトタイム、ウルフオブウォールストリート。

 

ズーイー・デシャネルマーゴット・ロビーの出演率がたけーな。おい。

 

『いじめで僕は成長できた。』では、『いじめ』を題材に記事を書いていく。

題材がデリケートだから、ちょっと緊張してる。

でも、このブログは僕が書かなくてはならない。

そんな責任を勝手に背負ってる。

 

なぜかって?

 

これから説明する。

 

僕は、

中学時代に同級生をいじめてしまった。

高校時代に同級生からいじめられた。

大学時代にサークルのみんなから嫌われた。

 

いじめや嫌がらせに関しては、他の人よりずっと考える時間が多かった。

 

中学では、いじめてしまった自己嫌悪にさいなまれたし、

高校・大学では、なぜいじめられたのか、いじめられる自分が悪いのか、いじめる彼らが悪いのか

これらに対して、どうしたら悩まなくて済むのか、対策を考えてきた。

そして、自分のチカラでは対処しきれなくなったとき、

大人の力を借りたこともある。そのときは、先生や先輩にはお世話になった。

 

親には頼れなかったけど。

 

『いじめで僕は成長できた。』では、実際に僕が体験したイジメやそのイジメにどう対処してきたのか、

僕以外のイジメられた人がどうイジメに立ち向かってきたのかを紹介する。

今、僕が読んでいる本のように、スクールカウンセラーがイジメを研究し、その対処法をまとめた本もあるけれど、

これに対して、僕は否定的な見方をしている。

 

だって、大学でイジメを研究をした教授が、

イジメを語るのはいいけど

あなたは「イジメにあったことがあるの?」って話でしょ?

 

多くの偉業をなし、歴史に名を残した人はこのように言う。

 

吉田松陰凡そ空理を玩び実事を忽せにするは学者の通病なり

: 勉強ばかりしている学者は外の世界を知らない

 

彼の弟子である初代総理大臣、伊藤博文はこう言った。

国の安危存亡に関係する外交を軽々しく論じ去つて、

何でも意の如く出来るが如くに思ふのは、多くは実験のない人の空論である。

: 原発」だの「米軍基地」だの雄弁に語るコメンテーターより、泣いて恥をさらしてでも行動する橋下徹の方がエラい。

 

つまり、

イジメを経験したこともない学者が

つらいイジメを受けている人間の気持ちなんて分からない。

被害者の気持ちに寄り添って、考えてあげられないよね?あんたらって

 

まあ、研究で導き出した答えを、イジメられている生徒に還元している点に関しては、

空論をかざす教授は、すばらしいと思う。

 

しかし、「ただの研究」で導き出した答え

に納得して、ついてくる生徒はいるだろうか。

 

エラい学者の言葉より、「イジメ」を経験した先輩の方が、頼りにならないだろうか。

 

学者の方法はただの『空論」だ。

 

だから、これを読んでる君たちが、いじめられたとき、

 

誰にどのように助けを求めたらよいか、僕は悩んでるみんなのチカラになれるはずだ。

 

僕は実際にイジメを経験したから。

 

映画『グッドウィルハンティング』に例えると、

幼い頃、父から暴行を受けて育った主人公ウィルが、唯一ショーンというカウンセラーにだけ心を開いた。

そのショーンこそ、幼い頃に暴行受けていたからだ。

お互い、つらい過去を背負い、

ウィルはショーンの気持ちを理解し、ショーンはウィルの気持ちを理解した。

 

だから当然、僕を頼ってくれると、この上なく嬉しいのだが、

僕は、アドバイスはできるけど、君たちを囲う環境は変えられない。

 

僕のアドバイスはきっかけに過ぎない。

実際に、いじめを無くすのにベストなのは、

君たちの近くにいる人達に助けてもらうことだ。

なぜなら、そっちの方が患部に直接塗れる軟膏になるからだ。効き目がね、早く現れるんだ。

 

具体的には、友人や先輩や先生や親、おじいちゃん、おばあちゃんなどが考えられるね。

 

筆者は、99%の生徒を再登校に導くカウンセラーでもなければ、保健室の先生でもない。

だけど、いじめの加害者も被害者も経験してきたから、

机上の空論で君たちと接するおじさんよりも君たちに寄り添える。

僕が「ただの」先輩であったとしても。

 

このブログは今を苦しむ人達に向けて書く。

 

今をもって、ここに誓おう。

 

山本翔也より