いじめで僕は成長できた。

いじめがあったから今の僕があるんだ。

元いじめられっ子が挑戦するヒッチハイク

いじめられっ子が劣っているなんて時代はもう終わった

いじめられっ子は人よりコミュ力がないからいじめられるのか

いじめられっ子は人より一歩踏み出す勇気がないからいじめられるのか

 

いや、そんなことはない。

いじめられっ子は誰よりも注目を集めることが上手いし、

何より愛されている。

 

いじめっ子>いじめられっ子

なんて時代は終わったのだ。

 

これからは

いじめられっ子>いじめっ子

だ。

 

たしかに、中学・高校でいじめられている最中は、つらいし負けているかもしれないが、

長い目で見た時、社会で通用するのは

クラスの中のいじめてた大勢より

クラスの中で唯一いじめられてた1人なのだ。

その君だけの特殊な経験で、
いずれ、他の人より秀でていると感じる時は来る。

それを僕は証明する。

 

ヒッチハイクを決心するまでの経緯

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早稲田大学入学時の僕。俺よりオモシロイやついないだろとめちゃくちゃ尖ってた。

僕、山本翔也18歳。(当時)

広島のド田舎高校から晴れて早稲田大学に入学したはいいものの、

中国語のクラスの親睦会に間に合わず

グループLINEに招待してもらえませんでした。

そのまま、中国語の授業がスタートするのですが、

親睦会にもいなかったし、グループLINEにもない名前の僕を

みんなは

「誰だ、あいつ」

と不信がる。

さらに、みんな仲の良い友達の隣に座って授業を受ける中、

僕だけ、1人で寂しくボッチ授業。

僕はつらくなって、授業もテストも投げ出して、こう思った。

「学校じゃない場所で、すごいことしてやる!」

てな訳でヒッチハイクに行ってきまーす!笑

 

8時間乗せてもらえず、ただ歩いた。

目的地は、

「屋台のラーメンが食べたい!」

って理由で、福岡にしました。

そして、スタート地点は西武新宿線野方駅を選びました。

なぜかって?

ここは環七通り、通称「カンナナ」が通っています。

そしてこのカンナナがめっちゃでかい道路なんです。4車線ですね。

これぐらい車が通ってりゃ、1台くらい止まってくれるだろ。

と思って昼の1時半にスタートしました。

 

それで、画用紙に「福岡まで」って書いて走ってる車に見せるんだけど、

全然、車が止まらない。

それもそのはず、このカンナナ、道路脇に車を寄せるスペースがない。

例えるなら、自分の住所を書かずにラブレターに「返信ください」

って頼むようなもの。

 

んで、止まらないもんだから、歩くじゃん?進まなきゃいけねーから!笑

歩くってったって、後ろ歩きだよ?

だって、画用紙をドライバーに見せなきゃいけないから。

 

そして、画用紙の文字も工夫した。

「福岡まで」がダメなのは、誰も福岡までの道順にピンときてないから。

「私達が帰り道に使ってるこの道は果たして、このヒッチハイカーの福岡までの道順に

ふさわしいのかしら」

って素通りされる。

だから、行き先は福岡だけど、画用紙には「山梨まで」と書いて

ドライバーに現実味を感じさせる

のがコツと

ネットに書いてあったことをそのままパクって

「山梨まで」と書いてある画用紙をドライバーに向けながら

後ろ歩きした。

ただ後ろ歩きした。このまま歩いて福岡に着くんじゃないか。

もう山梨ぐらいまで歩いただろ。と思ってgoogle mapを開くとまだ東京の中。

もはや、車を止めることなんてやめて、歩くことに集中していた。

 

そしたら、昼の1時半にスタートしたこの旅だけど

気付けば夜の9時になっていた。

真っ暗。夜だもん。

 

その時、名前も分からないどこかの駅を通りがかった。

「ここから電車に乗れば、家に帰れる。」

1回だけ、本気で帰ろうと思った。

 

でも、こんな思いがふとよぎった。

 

「ここで帰ったら、8時間歩いた分が無駄になる。そんなことなら、1回全力で車を止めてみよう。」

 

と、東府中のガソリンスタンドの前で

何も面白くないのに

全力で笑顔を作って

「インター乗せて」

と書いた画用紙を頭上に振りかざして

全力で左右に振っていた。

 

すると1台の古いセダンが止まった。

 

これがヒッチハイク開始8時間目、歩いた距離20kmにして

初めて捕まえた車だった。

 

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『カス』といういじめっ子から学んだ恥ずかしいを恥ずかしいと思わない方法

高校1年生の時、僕はいじめられていました。

その時のいじめっ子は全部で3人で、

そのリーダー格である『カス』を紹介します。
 
『カス』

  • ギターが弾ける
  • テニスが上手い
  • 身長180cm
  • イケメン
という、
神がこの世界に自分を投影してしまったようなハイスペック高校生。
 
それがカス。
 
イケメンに関しては、僕はあまり感じないんですが、回りの女子がそう言っていたので・・・。
 
こんなクラスの頭みたいな人が嫌いなやつ(筆者)なんて、みんな嫌いでしょ。
 
僕がいじめられていた理由もまあ分かる。
 
けど、
こいつからされたいじめは絶対に忘れない。
ってか、忘れられない。
それぐらい、ひどいことされました。
 
大切な筆箱をゴミ箱に捨てられたり

www.ijime.site


机にノリを塗りたくられたり。
 
じゃあなんでカスに嫌われたのか。
それは僕がカスより優れていたからなんですね。
 
別に強がりじゃありません。
じゃあ何において優れていたか。
 

僕はカスより社交的だった

僕の高校は中高一貫校でした。

僕とカスは、高校から入学した外部組です。
 

そして、その高校には、

入学してすぐ『勉強合宿』があります。
 

名前こそ『勉強』とありますが、僕は、
 
これは、中学からエスカレーターで上がってきた内部組と仲良くなるチャンスだと思い

ました。
 

なので、合宿所に着くなり行動開始です。

すれ違った内部生に
 

「おれ、やまもと、よろしくー!名前は?高橋!よろしく高橋!」
 

僕が、

アメリカ人顔負けの仲良くなり方をする一方、
 

カスも着実に内部生と仲良くなっていきました。
 

それはもはや、どちらがより多くの内部生と仲良くなるかのせめぎあいといっても過言ではありませんでした。
 

ときには、内部生数人の中にカスと僕が混ざって、夕食を食べるということもありました。
 

しかし、僕はカスより少し内部生と仲良くなりすぎてしまいました。
 
なので、回りの人から見ると、
カスより僕の方が内部生と仲良いし、スクールカーストは上です。
 
すると、カスは僕が気に入らなくなり、当たりも強くなっていきました。
 
そして、ここから一気にカスと僕のスクールカーストは逆転し、
ついには『いじめられる』ところまでいきます。
 

カスの奇行

僕とカスは出席番号が1つ違いなので、
バスはとなり同士だし、合宿先での机もとなりでした。
 
となると、自然とカスと話すことになります。
 
入学初日からカスに対して上手く言えない嫌悪感を抱いていた僕ですが、
みんなから好かれたいと考えていたので、
カスとの話にもノリノリで応じます。
 
そして、話題はクラスの女の子について
 
カスには別のクラスに彼女がいたので、
僕が好きな『髪型がボブのキラキラネームの子』の話をしました。
 
この女の子です。

www.ijime.site


 カスは、この僕の秘密が、僕を陥れるチャンスだと感じました。

すると、カスはその女の子がいる前で
 
『こいつ、○○(髪型ボブのキラキラネーム女)のことが好きらしいぞぉ~!!』
 
叫ぶのです。
 
その女の子にだけは、僕が好意を持っているということが伝わってほしくなかったので、
『やめろ!』と僕は急いでカスを座らせました。
 
僕は、僕の計画がカスに崩されたことにうなだれました。
 
そしてカスの奇行はまだ続きました。
 
それでも僕は、秘密をバラされた後も、カスを完全に嫌いになれず、また信用していたので
 
僕がカスに
年齢=彼女いない歴
というコンプレックスを話しました。
 
するとカスは、このチャンスを見逃さず、
 
クラスに向かって
 
『年齢いこーる♪彼女いない歴♪強くなりたい♪やさしくなりたい♪』
 
と、斎藤正義の『やさしくなりたい』に沿って歌い出すのです。
 
カスは勉強合宿で僕がみんなに知られたくない秘密を知ってしまいました。
 
そして、その秘密を大声で叫ぶというキチガイだったのです。
 
それからはカスの言う通りに従いました。
なぜならカスに僕の秘密をこれ以上バラされては困るから。
 
これこそ、地獄のいじめの始まりだったのです。

ここまで読んで、こう思われた方もいるかもしれません。
 
「じゃあ、同じようにカスの秘密をバラせば?抑止力になんじゃん。」
 
これに関してですが、僕もカスにされたことをそのまんまカスに仕返しました。
 
すると、どうなったか。
 
結論から言うと、
全く意味がなかったです。
 
カスはどんな秘密をバラされても動じませんでした。
それどころか、「なにか、悪いことした?」ぐらいの反応でした。
 
言っときますが、暴露した秘密の内容はショボくありません。
 
『勉強合宿の自分の部屋で友達がいる中、オナニーしようとした』とか。
 

事実をそのまま伝えましたが、全く効果はありませんでした。
 

僕は、ここにカスから学ぶものがあると感じました。
 

 

小さなことで恥じていたってしかたない

僕がカスから学んだのは、

 

なにか恥ずかしい思いをしたって、他の人からすれば気にならない。

だったら、なんでもないことで恥じてグズグズしていたって意味がない。

 

たしかに、合宿先でオナニーしていたって、高校生の男子なら、別に普通だ。

それをバラされても、たいしてダメージにならない。

逆に笑いに変えて好きな女の子にアピールするチャンスじゃん。

 

あと、例えば、小学生の女の子にありがちな

『前髪切りすぎて、他の人に見られたくない』

とか

大人の女性でいうと、

『すっぴんだから、恥ずかしくて外出られない』

 

まず、君の前髪とか気にしたことないし、

その女の子が好きな男の子からしたら、

違う髪型も見てみたいから逆に歓迎されるよ。

 

あと、すっぴんは見たいです。単純に。

 

あなたが恥ずかしいと思ってることなんて、

たいして恥ずかしくないことだから。

それでクヨクヨしてたり、踏み出せない人は、

人生、損してるよ。

 

僕みたいに、1年間青春を捨てることになるよ?

 

それが嫌なら、ほんの小さな勇気を出して、外に一歩踏み出してみようよ。

意外と楽しい世界かもよ?

僕が実際に体験した大学生のイジメを画像で見せてやる。

 大学生のイジメをご存知ですか?

イジメは中高生のもの

 

なんてのは、

今日までの思い込みです。

 

 

これからみなさんが知らない

新しいイジメの世界を

画像とともに

紹介します。

 

大学にクラスはない

中学・高校はクラスがありますよね?

 

大学にはクラスがありません。

 

よって、いじめっ子が常に同じ空間にいる

 

ということはありません。この点は安心できますね。

 
しかし、イジメが存在するのは、

クラスだけではありません。
 
大学生がイジメにあう場面、

それはサークルとゼミです。

 

筆者はそこでイジメにあいました。

 

ゼミ・サークルは大学生版の部活

 

大学生になると、

大半の人は、ゼミ、サークルに入ります。

しかし、これがイジメの引き金となるのです。

 

その前に分からない人のためにゼミとサークルを説明します。

 

サークルとは

関心や趣味を
同じくする人の集まり。
同好会。
出典 : デジタル大辞泉 

 

社会人サークルも同じようなものですね。

 

ゼミとは

ゼミナール、演習のこと。
少人数の学生が集まり、
教員の指導のもとで、
各自関心のあるテーマを研究し、
発表・討論をする。
(中略)
ゼミ合宿やゼミコンパなど、
イベントも豊富。
出典 : とっさの日本語便利帳

簡単に言うと、

10~30人くらいで行われる授業です。

 

そして、
これらのグループに共通する特徴があります。
「同じ趣味や考えを持ったものが集まる」です。 

 

当然ですよね。

テニスサークルなら
テニスが好きな人が集まるし、
経済ゼミなら
経済が好きな人が集まります。

 

これって、中学とか高校の部活と同じですよね?

 

イジメにあうのはサークルに行かない者

つまり、

大学のサークル・ゼミ=高校の部活

です。

 

高校の部活に、いわゆる

 

『幽霊部員』っていませんでしたか?

 

その部に所属してはいるが、実際の活動に参加していない部員。

引用 : goo辞書

 

部員でこの『幽霊部員』について話すとき、良い話題でしたか?

 

筆者は高校時代バレーボール部に所属していました。

 

そこでも、同級生に一人『幽霊部員』がいました。

 

回りの部員が彼について言及する時、いつも皮肉めいてた記憶があります。

 

俺らはこんなにつらい思いして部活動をしているのに

 

あいつは逃げている。

 

そんな話を部室やファミレスでするのです。

 

そして、彼らは大学生となりサークルに入ります。

 

大学生というのは

人生の夏休み

と言われるほど、自分の時間(ヒマ)が多いです。

 

そしてヒマなやつらが始めるのは

『他人の悪口』

です。

 

なぜ、こう言い切れるのか。

例を挙げて説明します。

 

大学生は飲みが大好きです。

ことあるごとに「飲もう」とします。

そして鳥貴族に行きます。安いから。

 

鳥貴族で最初の1~2時間は、楽しく飲んでいられます。

「自分のネタ」や「あるある」の話題が多いです。

 

しかし、やがて彼らのネタは尽きます。

ネタはないのに、自分で話題を生産しなきゃいけない。

 

こうなるともう、その場にいない

『共通の知り合いの悪口』

で楽しみだします。

この『共通の』から分かるように、

彼らは、「あるある」として楽しむのです。

 

そして、悪口を言っていい『共通の知り合い』とは誰か。

これがまさしく

『サークルに所属しながら、あまり顔を見せないやつ』

です。

 

なぜなら、頻繁にサークル活動に参加している人の悪口を言ってしまうと、

本人のもとにその悪口を誰が言っていたかというのが、届く可能性が極めて高いからです。

 

しかし、あまり活動に来ないやつの悪口を言ったとしても、本人がいないのであれば、知られようがありません。

 

だから、

悪口を言われる人=サークルに行かない人

なのです。

 

筆者が実際に受けたイジメ

筆者が受けたイジメを画像と共に紹介していきます。
 
登場人物は以下の通り。
 
まず、イジメている側は元友人HUです。
そして、イジメられる側は筆者です。
あと、友人Mです。
 
3人の共通点は『テニスサークルGに所属している』ということです。
 
まず、状況説明からします。
 
元友人Hがサークルの飲み会を企画しました。
幹事は元友人H。
なので、Hが人数集めや店の予約をします。
 
飲み会の参加者は、元友人Uと友人Mを含む若干20名です。
僕は、その時は気が向かなかったので、不参加でお願いしました。
 
しかし、飲み会当日、友人Mが風邪を引いてしまいました。
 
するとMは、当日の人数の変更はできないので、自分の代わりに飲み会に参加してほしいと僕に頼みました。
 
Mが気の毒なのと、最初は気が向かなかった飲み会も、ちょっと行きたくなっていたので、僕は快諾しました。
 
そして、Mが抜けて、僕が入ったので、人数の総数は変わりませんが、
一応このことを元友人Hに伝えました。
 
すると、HからこんなLINEが届きました。

 

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言ってみたはいいけど、本当に僕は耐えられるのか?笑

 

みんな俺のことを毛嫌いしてるんだぜ?笑

 

そして、まだまだ続く

 

元友人Hの『ネットイキり攻撃』

 

お見逃しなく!

 

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完全にイキった。

 

現実では、

 

「察しろよ」

 

なんて言えるような、心臓の強さはないんです、この子。

 

まあ、チキンハートがライオンハートになれるのがSNSですから、

完全にライオンの毛皮を被ったニワトリさんに変身させたところで、

 

「きらいなんだよ」

 

というのは、完全に彼の個人的な意見なので、

 

そこを問い詰めます。

 

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じゃあ、俺が嫌われてる証拠を出せ!

 

俺と友人Mが入れ替わるだけなのと、

てめーが居酒屋に、人数の変更のお願いをしなきゃいけないのを比べて

 

後者を選ぶ客観的根拠を示しやがれ!!

 

と完全に勝った気分でいると、

 

突然、元友人UからLINEが届きます。

 

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なんと、元友人Hと元友人Uの間で、連携をとっていたのです。

 

そして何より、元友人Hのみではなく、元友人Uからも嫌われているという

 

客観的根拠を示された僕は

この場を引く他ありませんでした

 

一応、補足

ここまで見ると、

僕の普段のおこないが悪くて、

本当にサークル全員から嫌われてしまった可能性もあるので、

 

一応

サークルに友人がいたことを証明します。

 

そうです。

友人Mです。

 

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『B'z』という恋敵に破れ、いじめられた話。

高校1年生のとき、僕をいじめてた人間は3人いました。

 

それぞれ、

イケメン長身キラキラネーム『カス』

カスと同じ中学で変な声の『B'z』

カスの『舎弟』

 

その中でも、

今日はいじめっ子三人衆のナンバー2.

変な声の『B'z』を紹介します。

 

とにかくB'zが好きなやつ。

 ビーズ⤴じゃなくてビーズ⤵を強要してくるやつです。めんどくさい。

 

そしてブス

北京原人みたいです。そっくり身長も。ひっく。

 

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おまけに声も変ドラえもんスネ夫みたい。

 

なのにこいつが!

 

中学で童貞を捨てているというのです。

 

こんなブスがまさかウソだろう。

と思いましたが、カスがB'zは童貞じゃないと言うのです。

 

お相手は不細工な女性らしい。

 

うーん、なんか妙に信憑性が増した。

 

そして、こいつ暴力的。

体つきはガリガリなのに、なぜか腕相撲は強い。

そのおかげで、違うクラスのゴリラ番長から気に入られてました。

 

あと、この記事を書いてる最中に

B'zに関して

忘れかけてた強烈な思い出がよみがえりました。

こいつ僕の恋敵でした。

なつかしいなぁ。

ここからはちょっと僕の話

 

B'zと彼女を巡る戦い

僕は高校入学初日に、同じクラスの女の子に一目惚れしました。

 

髪型はボブで可愛らしいキラキラネームの子でした。

 

僕は、その子を振り向かせようといろんな手を尽くしました。

 

なにせ、

その当時の僕は恋愛経験など

全く無かったものだから、

  • どうしたら、女の子に好かれるのか
  • LINEは何日置きがいいか、どんな話題を振ったらいいか、寝落ちが効くのか、
  • 告白はどのタイミングでするべきか

恋愛上手といわれる友達に聞きました。

 

そうして、彼のアドバイスをもとに僕は、彼女にアピールしていきました

 

B'zから突然の告白

ある日、学年全体で行われる模擬試験がありました。

 

会場に向かう途中、

僕はちょっとでも、彼女の注目を集めるため

グループLINEで、友達とじゃれる写真を送信していました。

スクールカースト上位だと証明するように。

 

そして、午前の試験を終え、

昼休憩になりました。

 

僕は、ここでも彼女の注目を集めるため、クラスの男子が群がる場所へと向かいまし

た。

B'zは、そのグループの中心にいました。

そして、楽しくもない「じゃれあい」を終え、みんな自分の机に向かう中、

僕はB'zに話しかけられました。

 

B'zは持っていた携帯を僕に見せます。

 

画面は誰かとのLINEのトーク画面が表示されていました。

 

ここまでは、なんのこともない

ただの日常です。

 

しかし、ここから僕の地獄は始まりました。

 

僕「何、コレ?」

 

B'z「ごめん」

 

は?なにが?

そこに書いてあった文字は

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B'zは彼女とお付き合いを始めたのでした。

 

僕「お、おう。そうなんだ。」

 

動揺を見せないように笑います。

なんのこともない最後の抵抗です。

 

僕は、彼女を巡る北京原人との戦いに破れたのでした

 

僕は実際にB'zに負けた

ここまで、B'zのことボロカスに言ってきましたが、

実際のところ、

 

男として、彼女をめぐる戦いに破れ、

人間として、スクールカーストの位置付けにおける戦いに破れました。

 

それから、僕はB'zから強い当たりを受けました。

 

それでも抵抗できないのは、僕がB'zに対して、彼女を巡る戦いを含む全てのモノに負

ていたからです。

 

でも、彼女はとられたかもしれないが、僕の方が運動神経はいいし、顔もイケメンだ。

 

山本翔也は負けてない部分もあるじゃないか。

 

だけど、彼女を取られたことから始まった、

B'zに対する『負けたんだ』という劣等感は、

とてつもなく大きく、

他の僕がB'zに勝っている部分をも多い尽くすほどでした。

 

その状態を端的に言い表すと、

 

僕には自信が無かった。

 

今でこそ、いじめられた経験をバネに頑張れていますが、

 

当時の僕には、

彼女を巡る戦いに

『負けた』

という事実しかなかった。

 

劣等感のかたまりでした。

 

しかし、B'zは違った。

 

たしかに顔と身長は北京原人で、声は変だけど

 

自分に自信があった。

 

その自信が彼女を射止め、自分という存在をスクールカーストの中で確立させたのです。

 

いじめから学ぶことは多い

いじめはたしかにつらいです。

しかし、いじめられているという状態から、学ぶことはあります。

 

僕の場合だと、

『自信を持つことの大切さ』

です。

イジメはダメだダメだと言う大人は山ほどいますが、

 

ダメだからなんだ

 

と思います。

 

いじめられている人達からすれば、

そこには『いじめられている』という事実しかない。

 

そういう人達にはアフターケアが必要だし、

イジメから価値を見出だすことの大切さの方が、

 

よっぽど被害者の支えになる。

 

僕は、つらいあなたの気持ちが分かる。

 

そのつらい経験を自信につなげる術を知っている。

 

いじめられたことのない、口だけの教育評論家はいじめから何かを学べるはずがない。

『舎弟』という男はスクールカースト1軍にこだわりいじめられた。

僕をいじめた『舎弟』

高校1年生のとき、僕をいじめてた人間は3人いました。

 

それぞれ、

イケメン長身キラキラネーム『カス』

カスと同じ中学で変な声の『B'z』

カスの『舎弟』

 

その中でも、

今日はいじめっ子三人衆の一人、

ミスター『舎弟』を紹介します。

 

こいつ、入学当初は

実は僕と仲良かった。めっちゃいいやつ

そんで、すごくコミュ力が高い。

 

けど、なぜか回りから鬱陶しがられる。

いますよね。こういうタイプ。

 

大学の友達にも1人いました。

 

女子には気軽に話しかけられるポテンシャルを持ちながら、

ここぞという大一番で、行動力が足りない。

 

僕は、こいつに高校1年生の中盤から、

いじめられはしましたけど、

冒頭にも言ったように、こいつとは仲良かったです。

 

ガストではしゃいだり、恋バナしたり。

 

でも、段々僕から離れていった。

と同時に、イケメン長身キラキラネームことカスに寄り付くようになった。

 

スクールカーストの底辺だった と、

なんとかAクラスにしがみつくことで、底辺を免れた『舎弟』

 

でも「しがみつく」だけあって、Aクラスでは下の方の舎弟。

 

そんなのいじめられてるの同然みたいなもんです。

 

例えば、カスが3階から1階に飲み物を買いに行くときは必ずついていかなければいけません。

 

もちろん、僕もカスに同伴させられましたけど。

 

用もない場所に連れて行かれるのなんて、みんなイヤです。

それは、もちろん舎弟と僕にもあてはまります。

 

そして、勇気のない僕とは反対に、

舎弟は同伴することに抵抗を見せました

 

すると、カスの得意技『狂ったように叫ぶ』です。

 

この技を使うと、カスは首筋に力を入れて甲高く叫びます。

 

『舎弟ぃーー!!』

 

これを聞いて、振り返らない者はいません。

 

クラスの全員がカスと舎弟の方を向きます。

 

舎弟はばつが悪い表情を浮かべます。

 

「わかったよ。」

 

無理にライオンになろうとするな


クラスからいじめられてて、もはやクラスに居場所なんて無かった僕だけど、

こいつの生き方だけはなんだか可愛そうと思った。

 

舎弟はライオンの群れにしがみつく、家庭用猫のようでした。

 

個々の戦い方があるのに、無理に自分を大きく見せようとしている。

 

スクールカースト上位の人間には上位になれるだけの器があります。

 

そして、この器には、いろんなモノが入っています。

モノが増えれば増えるほど、

器が大きくなると想像して頂ければ大丈夫です。

 

モノとは、

 

  • イケメン
  • 美人
  • 腕力がある
  • 運動神経が良い
  • 面白い
  • ノリがよい
  • 歌が上手い
  • 彼女・彼氏がいる
  • 頭が良い

 

のことです。

 

この器が大きければ、大きいほどたくさんのモノが入っています。

 

また、

たくさんのモノが入っているほど、スクールカーストの上位に行けます。

 

そして、スクールカーストの上位に行く秘訣は、

器の大きさにある

と知った人間は、

器を大きく見せようとします。

 

しかし、

器を大きく見せるため、

モノを入れようとしても

 

顔もパッとしない、

成績も悪く、

バカを面白さに変えることができない

大した特技もない人間は、

入れるモノがない。

 

でも、

器は大きく見せたい。

 

じゃあ、どんなモノを入れるか。

 

答えは、

モノを持っている人間からコピーした『B級モノ』を入れる 

です。

 

しかし、この『B級モノ』

まるで使えません。

 

なかには、使えない『B級モノ』から使える『A級モノ』に進化させる人間もいますが、

一朝一夕で成せることではありません。

 

多くの人間は他人のコピーで終わらせます。

 

そして、学校生活を送っていれば、

 

この使えない『B級モノ』を『A級モノ』として、露する場面がやってきます。

 

しかし、『A級モノ』のラベルを貼ったモノが『B級モノ』だとバレた瞬間、

 

「なんだよ、お前の器、B級モノばっかりじゃん。嘘ついてたのかよ。」

 

と、瞬く間に、

器に適切なスクールカーストへと蹴落とされます。

 

大切なのは、

器の大きさ=使えるモノの量ではない

ということです。

 

使えるモノの量を増やせば、器を大きくすることができますが、

器を大きくしても、使えるモノの量は増やすことができません。

 

僕は早々に

『見せかけの器』

が本当は小さいことを見抜かれてしまい、

スクールカーストの階段から転げ落ち、

しまいには、いじめられてしまいました。

 

舎弟もこのケースです。

 

スクールカースト上位でいるため、

本当のサイズではない、大きな器を背負って生きていましたが、

まさに、

器の中のモノが使えないとバレ始めたため、

カスから適切なカーストへと戻されようとされていたのです。

 

この『器とモノ』は、

保健室の先生もスクールカウンセラーも教えてくれません。

 

仮に彼らがこの理論に気付いていたとしても、

大人の事情やら、

立場のため、

保身のため

に教えてくれることはありません。

 

僕は、

金や立場を守る人間ができないことを

このブログでやることが使命だと思っています。

ゴミ箱に筆箱をスローイン。高校いじめ体験

あなたの筆箱に思い出はありますか?

 

・入学祝いに買ってもらった

・親友とおそろいで買った

・好きな子にデザインを褒めてもらった

 

筆者は、高校1年生のとき、中学の入学祝いに親から買ってもらった筆箱を使ってました。

 

『入学祝い』『親からプレゼント』『3年以上愛用』

 

のトリプルプレミアムもんでした。

奇声と共に宙に舞う自分の筆箱

この日もいじめっ子集団のリーダー格である長身イケメンキラキラネーム(以下、カス

と呼ぶ)は、勉強に励む筆者をからかっていました。

 

授業中でも、休憩中でもです。

 

以下、クラスの配置図です。

 

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ご覧の通り、先生との距離が遠く、振り返ればオモチャがあるという、

 

カスにとって、

絶好のロケーションでした。

 

しかも、彼はペンドラムという厄介な遊びにハマってました。

 

そのペンドラムというのがペンで机を叩いて、奏でるもの。

 

なぜ厄介かというと、うるせー。

でも、カッコいい。

カッコいいから、みんな真似する。

そして、うるさい。

 

この無限ループが厄介なんですねー。

 

そして、これだけならまだ許容範囲です。うるさいなら、クラスから冷たい視線を浴

び、先生から怒られますからね。

 

しかし、カスはなんてったって僕に夢中。

 

オモチャとしてだけども。

 

ペンドラムはしたいけど、僕をからかいたい。

 

そうすると、どうなるか。

 

僕の机でペンドラムをやりながら、からかうんですねー。

 

すると、クラスの視線はペンドラムをやってないにも関わらず、僕の方に向かいます。

こうして、彼はクラスからのフラストレーションを2分割することに成功しました。

 

この辺、彼の利口な面が出てますよね。

 

そして、ペンドラムに飽きたのか、

別の楽器(文房具)でやりたいと言い出します。

 

すると、おもむろに僕の筆箱をあさり出し、一通り文房具を試します。

 

しかし、それすらも飽きたのか

 

次の瞬間、

 

彼は僕の筆箱と共に教室の前の方へ走り出します。

 

そして、全盛期のステフィン・カリ顔負けのシュートフォームをとりました。

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神様はいじわるです。

 

基本、敵です。あいつ

 

彼のシュートは見事な弧を描き、

僕の筆箱はゴミ箱へといざなわれました。

 

そして、これだけでも十分つらい出来事なのですが、

 

いじめの二次災害。

 

クラスの視線です。

 

や、やめろよー笑笑」

 

僕は言いました。

 

この事態においても、素直に落ち込んでいられませんでした。

 

なぜなら、ここで落ち込んでしまうと、

 

カスがいじめ

 

僕がいじめられている

 

という構図ができてしまうから。

 

そうじゃなくて、せめても

『じゃれあい』

という形に抑えて起きたかったからです。

 

すぐにゴミ箱から筆箱を取り出し、

その後、笑いながらカスに何かを話した記憶はありますが、

何と言ったのかは覚えていません。

 

なにしろ、大切な筆箱だったもんですから。

そして、そのとき

いじめっ子たちに対して

抱いた気持ちは覚えています。

 

あー

こいつらに、常識は通じねーな。

いじめで僕は成長できた。とは何なのか

親愛なる読者へ

 

今こうして、このブログで自分の意思を表明できていること、

そして、みんなに読んでもらっていることをとても光栄に思う。

 

すまない。

 

昨日から5本も映画を見てしまったせいで、文体が欧米風になっている。

 

ちなみに見たのは

500日のサマー、イエスマンフォレストガンプI am sam、アバウトタイム、ウルフオブウォールストリート。

 

ズーイー・デシャネルマーゴット・ロビーの出演率がたけーな。おい。

 

『いじめで僕は成長できた。』では、『いじめ』を題材に記事を書いていく。

題材がデリケートだから、ちょっと緊張してる。

でも、このブログは僕が書かなくてはならない。

そんな責任を勝手に背負ってる。

 

なぜかって?

 

これから説明する。

 

僕は、

中学時代に同級生をいじめてしまった。

高校時代に同級生からいじめられた。

大学時代にサークルのみんなから嫌われた。

 

いじめや嫌がらせに関しては、他の人よりずっと考える時間が多かった。

 

中学では、いじめてしまった自己嫌悪にさいなまれたし、

高校・大学では、なぜいじめられたのか、いじめられる自分が悪いのか、いじめる彼らが悪いのか

これらに対して、どうしたら悩まなくて済むのか、対策を考えてきた。

そして、自分のチカラでは対処しきれなくなったとき、

大人の力を借りたこともある。そのときは、先生や先輩にはお世話になった。

 

親には頼れなかったけど。

 

『いじめで僕は成長できた。』では、実際に僕が体験したイジメやそのイジメにどう対処してきたのか、

僕以外のイジメられた人がどうイジメに立ち向かってきたのかを紹介する。

今、僕が読んでいる本のように、スクールカウンセラーがイジメを研究し、その対処法をまとめた本もあるけれど、

これに対して、僕は否定的な見方をしている。

 

だって、大学でイジメを研究をした教授が、

イジメを語るのはいいけど

あなたは「イジメにあったことがあるの?」って話でしょ?

 

多くの偉業をなし、歴史に名を残した人はこのように言う。

 

吉田松陰凡そ空理を玩び実事を忽せにするは学者の通病なり

: 勉強ばかりしている学者は外の世界を知らない

 

彼の弟子である初代総理大臣、伊藤博文はこう言った。

国の安危存亡に関係する外交を軽々しく論じ去つて、

何でも意の如く出来るが如くに思ふのは、多くは実験のない人の空論である。

: 原発」だの「米軍基地」だの雄弁に語るコメンテーターより、泣いて恥をさらしてでも行動する橋下徹の方がエラい。

 

つまり、

イジメを経験したこともない学者が

つらいイジメを受けている人間の気持ちなんて分からない。

被害者の気持ちに寄り添って、考えてあげられないよね?あんたらって

 

まあ、研究で導き出した答えを、イジメられている生徒に還元している点に関しては、

空論をかざす教授は、すばらしいと思う。

 

しかし、「ただの研究」で導き出した答え

に納得して、ついてくる生徒はいるだろうか。

 

エラい学者の言葉より、「イジメ」を経験した先輩の方が、頼りにならないだろうか。

 

学者の方法はただの『空論」だ。

 

だから、これを読んでる君たちが、いじめられたとき、

 

誰にどのように助けを求めたらよいか、僕は悩んでるみんなのチカラになれるはずだ。

 

僕は実際にイジメを経験したから。

 

映画『グッドウィルハンティング』に例えると、

幼い頃、父から暴行を受けて育った主人公ウィルが、唯一ショーンというカウンセラーにだけ心を開いた。

そのショーンこそ、幼い頃に暴行受けていたからだ。

お互い、つらい過去を背負い、

ウィルはショーンの気持ちを理解し、ショーンはウィルの気持ちを理解した。

 

だから当然、僕を頼ってくれると、この上なく嬉しいのだが、

僕は、アドバイスはできるけど、君たちを囲う環境は変えられない。

 

僕のアドバイスはきっかけに過ぎない。

実際に、いじめを無くすのにベストなのは、

君たちの近くにいる人達に助けてもらうことだ。

なぜなら、そっちの方が患部に直接塗れる軟膏になるからだ。効き目がね、早く現れるんだ。

 

具体的には、友人や先輩や先生や親、おじいちゃん、おばあちゃんなどが考えられるね。

 

筆者は、99%の生徒を再登校に導くカウンセラーでもなければ、保健室の先生でもない。

だけど、いじめの加害者も被害者も経験してきたから、

机上の空論で君たちと接するおじさんよりも君たちに寄り添える。

僕が「ただの」先輩であったとしても。

 

このブログは今を苦しむ人達に向けて書く。

 

今をもって、ここに誓おう。

 

山本翔也より