いじめで僕は成長できた。

いじめがあったから今の僕があるんだ。

『舎弟』という男はスクールカースト1軍にこだわりいじめられた。

僕をいじめた『舎弟』

高校1年生のとき、僕をいじめてた人間は3人いました。

 

それぞれ、

イケメン長身キラキラネーム『カス』

カスと同じ中学で変な声の『B'z』

カスの『舎弟』

 

その中でも、

今日はいじめっ子三人衆の一人、

ミスター『舎弟』を紹介します。

 

こいつ、入学当初は

実は僕と仲良かった。めっちゃいいやつ

そんで、すごくコミュ力が高い。

 

けど、なぜか回りから鬱陶しがられる。

いますよね。こういうタイプ。

 

大学の友達にも1人いました。

 

女子には気軽に話しかけられるポテンシャルを持ちながら、

ここぞという大一番で、行動力が足りない。

 

僕は、こいつに高校1年生の中盤から、

いじめられはしましたけど、

冒頭にも言ったように、こいつとは仲良かったです。

 

ガストではしゃいだり、恋バナしたり。

 

でも、段々僕から離れていった。

と同時に、イケメン長身キラキラネームことカスに寄り付くようになった。

 

スクールカーストの底辺だった と、

なんとかAクラスにしがみつくことで、底辺を免れた『舎弟』

 

でも「しがみつく」だけあって、Aクラスでは下の方の舎弟。

 

そんなのいじめられてるの同然みたいなもんです。

 

例えば、カスが3階から1階に飲み物を買いに行くときは必ずついていかなければいけません。

 

もちろん、僕もカスに同伴させられましたけど。

 

用もない場所に連れて行かれるのなんて、みんなイヤです。

それは、もちろん舎弟と僕にもあてはまります。

 

そして、勇気のない僕とは反対に、

舎弟は同伴することに抵抗を見せました

 

すると、カスの得意技『狂ったように叫ぶ』です。

 

この技を使うと、カスは首筋に力を入れて甲高く叫びます。

 

『舎弟ぃーー!!』

 

これを聞いて、振り返らない者はいません。

 

クラスの全員がカスと舎弟の方を向きます。

 

舎弟はばつが悪い表情を浮かべます。

 

「わかったよ。」

 

無理にライオンになろうとするな


クラスからいじめられてて、もはやクラスに居場所なんて無かった僕だけど、

こいつの生き方だけはなんだか可愛そうと思った。

 

舎弟はライオンの群れにしがみつく、家庭用猫のようでした。

 

個々の戦い方があるのに、無理に自分を大きく見せようとしている。

 

スクールカースト上位の人間には上位になれるだけの器があります。

 

そして、この器には、いろんなモノが入っています。

モノが増えれば増えるほど、

器が大きくなると想像して頂ければ大丈夫です。

 

モノとは、

 

  • イケメン
  • 美人
  • 腕力がある
  • 運動神経が良い
  • 面白い
  • ノリがよい
  • 歌が上手い
  • 彼女・彼氏がいる
  • 頭が良い

 

のことです。

 

この器が大きければ、大きいほどたくさんのモノが入っています。

 

また、

たくさんのモノが入っているほど、スクールカーストの上位に行けます。

 

そして、スクールカーストの上位に行く秘訣は、

器の大きさにある

と知った人間は、

器を大きく見せようとします。

 

しかし、

器を大きく見せるため、

モノを入れようとしても

 

顔もパッとしない、

成績も悪く、

バカを面白さに変えることができない

大した特技もない人間は、

入れるモノがない。

 

でも、

器は大きく見せたい。

 

じゃあ、どんなモノを入れるか。

 

答えは、

モノを持っている人間からコピーした『B級モノ』を入れる 

です。

 

しかし、この『B級モノ』

まるで使えません。

 

なかには、使えない『B級モノ』から使える『A級モノ』に進化させる人間もいますが、

一朝一夕で成せることではありません。

 

多くの人間は他人のコピーで終わらせます。

 

そして、学校生活を送っていれば、

 

この使えない『B級モノ』を『A級モノ』として、露する場面がやってきます。

 

しかし、『A級モノ』のラベルを貼ったモノが『B級モノ』だとバレた瞬間、

 

「なんだよ、お前の器、B級モノばっかりじゃん。嘘ついてたのかよ。」

 

と、瞬く間に、

器に適切なスクールカーストへと蹴落とされます。

 

大切なのは、

器の大きさ=使えるモノの量ではない

ということです。

 

使えるモノの量を増やせば、器を大きくすることができますが、

器を大きくしても、使えるモノの量は増やすことができません。

 

僕は早々に

『見せかけの器』

が本当は小さいことを見抜かれてしまい、

スクールカーストの階段から転げ落ち、

しまいには、いじめられてしまいました。

 

舎弟もこのケースです。

 

スクールカースト上位でいるため、

本当のサイズではない、大きな器を背負って生きていましたが、

まさに、

器の中のモノが使えないとバレ始めたため、

カスから適切なカーストへと戻されようとされていたのです。

 

この『器とモノ』は、

保健室の先生もスクールカウンセラーも教えてくれません。

 

仮に彼らがこの理論に気付いていたとしても、

大人の事情やら、

立場のため、

保身のため

に教えてくれることはありません。

 

僕は、

金や立場を守る人間ができないことを

このブログでやることが使命だと思っています。